こんにちはMATSUです。
12月3日の一番だけが知っているに
IQ160のアメリカの天才脱獄王
としてヌノポンテスが取り上げられます。
もしくはスティーブン・ラッセル。
犯罪・ニュースに詳しい人たちが
口を揃えてすごいと言う、
IQ160の頭脳を持つヌノポンテス。
脱獄ってIQだけが問題でも
なさそうですが
やはり発想の柔軟性とかが
大事になってくるんですかね。
今回は、そんなヌノポンテスの
天才的な脱獄の手口や方法と
現在や生い立ちなど調べてみます。
目次
ヌノポンテス(アメリカ天才脱獄王)のwikiプロフィールと生い立ち(経歴)は?
- 名前:ヌノ・ポンテス
(Nuno Pontes) - 生年月日:1967年4月2日
- 年齢:51歳
- 出身:アメリカ・ペンシルベニア州
鉄壁の刑務所と呼ばれる
アメリカウェスタン刑務所に
挑んだIQ160の天才脱獄王
ヌノポンテス。
そんなヌノポンテスは1967年
ペンシルベニア州ピッツバーグで
生まれました。
成長すると、英語だけではなく
スペイン語など4ヶ国語を
話せるほどの頭の良さでIQは160に。
生い立ちなどの情報はあまりなく
この頭脳を社会に役立てていれば
良かったのですが、しかし
ヌノポンテスは犯罪に手を染めてしまいます。
銀行や貴金属店の
高度な防犯システムを解除し、
80件の窃盗を働いた知能犯
になってしまったのです。
そして1990年23歳の時に逮捕され
ペンシルベニア州の刑務所に
収監されたのですが、1年後に脱獄しました。
しかし1992年、再び捕まり
強盗と脱獄の容疑で、
懲役24年の判決が下されました。
そして、ピッツバーグの
ウェスタン刑務所に収監されました。
アメリカウェスタン刑務所脱獄事件!IQ160の天才ヌノポンテスが計画!
ピッツバーグのウェスタン刑務所は
凶悪な犯罪を侵した囚人が集まる
最大級の鉄壁の刑務所。
高さ12メートルの壁に囲まれ
武装した看守が24時間体制で監視。
不審な行動をとれば、
銃で発砲されるという、
脱獄なんて考えられない刑務所で
『ウォール』と呼ばれています。
ヌノポンタスは一回脱獄をしたために、
ウェスタン刑務所に収監されました。
しかしヌノポンテスはすぐに
脱獄を計画しはじめて、
まずヌノポンテスは模範囚を演じ
情報を集めるよう動きます。
模範囚を演じることで
職業訓練の指導員から信頼を得て
刑務所の情報を集めていったのです。
指導員は一般的に民間人のため、
そもそも脱獄しようとしている
なんて考えはなく、その行為が
不審には映らなかったのです。
模範囚を演じるというのは
目立たなくなるということでもあり
脱獄のマニュアル的なテクニック
なのかもしれませんね。
そして建物の構造から、看守室、
鍵のかかっているドアなど
普通であれば手に入らない情報を
少しずつ集めていった結果、
わかったことは
ウェスタン刑務所の警備態勢は
抜け目がなく完璧で、
脱獄は不可能ということでした。
現時点での脱獄は不可能と判断し
ヌノポンテスは機会を待つことにし
何もできないまま、3年が経ちました。
しかし、そんなある日
施設の下に地下室があるという
情報を手に入れたのです。
地下室は塀の近くにあり、
使用されていなかったため
看守に隠れてトンネルを掘れば
塀の外に出られるのではと考えたのです。
アメリカ天才脱獄王 ヌノポンテスの脱獄の手口や方法は?
脱獄の計画は立てることが出来たが、
不審な動きをすれば、射殺される
可能性もあるため、
不用意な行動はできません。
そこでまずは、1年間かけて
見張りの看守の観察をしました。
すると看守の一人が
必ず決まった行動をとる事に気づき
17秒間だけパトロールのため、
地下室に背を向ける時間が
あることを発見したのです。
しかし地下室の入り口には
鍵がかかっていて、自由に
出入りすることはできません。
看守のベルトについている
合いカギを盗むというのは
普通に考えてバレるので不可能。
ということで別の方法を考えていた
ヌノポンテスは刑務所で使われている
スチロール製の飲み物コップに、
自分の歯形がついたことに目を付けます。
また観察を続けていたので
どの合鍵が地下室の鍵なのか
把握することが出来ていました。
その後、二人の受刑者をたばこ1箱で買収、
看守の目の前で喧嘩をさせて
その間に腰についている鍵を
スチロープに押し当てて型を取りました。
型を手に入れた後は、食事時間を利用し
受刑者1800人全員と会話。
信頼出来る5人を脱獄の仲間に加えました。
その中の一人、備品配達を担当していた
カルメン・ケラーに鍵の材料を調達させ
もう一人の仲間、金属加工場で働く
ジョージ・コナードに鍵を作らせました。
その他の3人は、
トンネル掘りの方法を知る
元炭鉱夫のケビン・ビリングスリー。
脱走後の逃走のために車泥棒が得意な
アンドリュー・ハイムと、トム・バーケルボー。
この計6人で脱獄の計画を
建てていったのです。
ヌノポンテス(アメリカ天才脱獄王)がウェスタン刑務所脱獄!
看守が目を放す17秒を使い
作った鍵で地下室の扉が開くことを
確認した6人は、さっそく
トンネル掘りの作業を始めます。
工場から盗んだペンチやハンマー
といった道具を使い、
昼食から点呼までの1日約3時間
トンネルを掘り続けました。
2人1組のチームを組み、
地道に掘り進めていくなか、
トラブルにも巻き込まれます。
刑務所内で傷害事件が起きて
所定の時間より2時間も早く
点呼がかかったのです。
点呼までに、作業をしている二人が
いないとなると計画がばれてしまう
ということで
ヌノポンテスは、「仕事場に忘れ物をした」
と看守に嘘をついて地下室にいる二人を
呼び戻しに向かったなんてことも。
そして、トンネルを掘り始めてから
4週間後、壁の向こう側の倉庫まで
トンネルが貫通し、1997年1月8日
脱獄を決行しました。
脱獄のために備品から
ヘルメットや服などを用意して
朝食の時間に地下室から倉庫に行き
脱獄を果たしたのです。
ヌノポンテス(アメリカ天才脱獄王)の現在は?
塀の外側にある倉庫から出た6人は
看守に見つかるも、
囚人服を着ていなかったため
作業員と勘違いをされて
そのまま脱獄を成功させました。
しかし、刑務所内にいないというのは
すぐにバレますよね。
警察は捜索を開始すると同時に
メキシコとの国境で検問を開始。
そして脱獄から8日後、警官が
カルメンケラーとヌノポンテスを発見。
運転手をしていたカルメンケラーは
警察の指示を振り切り
逃走を図りましたが逮捕され、
ヌノポンテスは逃亡しました。
その後、捕まったカルメンケラーの
事情聴取を行うと、協力者に
トラビスという人物がいることが判明。
FBIに協力をあおぎ、すぐさま
トラビスの居場所を突き止めると
その場所には脱獄犯全員が。
残りの5人も逮捕されて
5年をかけた脱獄の計画は
13日間で終わったのでした。
ちなみに最初にカルメンケラーと
ヌノポンテスを発見した警察官は
本人であると気付いていたわけではなく
シートベルトをしていなかったため
注意するために呼び止めたそう。
シートベルトをしていれば、
呼び止められることもなかったですし
捕まると思って逃走を図った
カルメンケラーの行動が無ければ
逮捕に至らなかったかもしれません。
そんなヌノポンテスは逮捕後
5年の刑期が追加。懲役29年で
現在も服役中です。
まとめ
今回は、アメリカ天才脱獄王
ヌノポンテスについてでした。
日本とは確かにスケールの違う
脱獄犯ですね。
合いかぎを作るまでの目の付け所、
見つかれば死という恐怖の中で
地道に穴を掘る執念、
感心するのはちょっと違いますが
凄いですよね。
【4度の脱獄をしているアメリカの脱獄王も合わせてどうぞ】
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