こんにちはMATSUです。
2001年9月11日に
世界を震撼させた
アメリカ同時多発テロ。
とても恐ろしい事件だったわけですが
その911テロの裏で
多くの命を救った赤いバンダナの男が
世界まる見えで取り上げられます。
その名も、ウェルズ・クラウザー
(Welles Crowther)
煙や炎が迫る世界貿易センターの
ビルの内部で、人々を先導し
脱出の手助けをしていた人物です。
今回は赤いバンダナンの男が、
一体どんな人物だったのか
調べていきます。
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赤いバンダナの男とは?実在する?
今回、世界まる見えで
赤いバンダナの男が
紹介されるのですが、
以前にもテレビなどで
取り上げられています。
例えば2012年の
世界仰天ニュースでは
同時多発テロから5年が経った
2006年9月9日、奇跡の生還者という
タニア・ヘッドという女性がいた。タニアが姿を現したは2003年、
外交官の娘で高学歴な才女として
テロ生還者の前で語った。それによるとワールドトレードセンターサウスタワーで
当時仕事をしていたタニアは
凄まじい状態の中、
赤いバンダナのヒーローと
言われたウエールズ・クラウザーという
名誉消防士に助けられ、
5日間の昏睡状態から目を覚ました。
そしてタワーで見つけた指輪を手がかりに
夫を失った女性の元へ行き、
当時の様子を語った。
しかし、この壮絶な体験はなんと嘘だった。
このような放送内容
だったのですが、嘘というのは
19人目の生還者タニアヘッド
(アリシア・エステベ・ヘッド)
の証言が嘘ということで
赤いバンダナのヒーローは
実際に現場にいました。
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赤いバンダナの男 ウェールズクラウザーの9.11で人々の命を救った行動とは?
2001年9月11日に起きた
アメリカ同時多発テロ事件
通称9.11テロ。
ハイジャックされた
4機の飛行機のうち2機が
ワールドトレードセンター(WTC)
の北棟93階-99階と
南棟77階-85階に突入しました。
事件発生時、赤いバンダナの男
ウェールズクラウザーは、
南棟104階にいました。
南棟に飛行機が突入したあと
ウェルズクラウザーは
78階のスカイロビーに向かいます。
78階のスカイロビーでは
避難のためエレベーターを
待っていた数百人が即死、
または重傷を負っていました。
また、現場は煙や炎が充満し
生存者はパニックで、
どうすればいいのか
収拾がつかない状態だったのですが
そこに現れた、ウェルズが
他人を助けるために
消防士のような働きをしたのです。
その時、ウェルズは鼻や口を
赤いバンダナで覆っていたため
赤いバンダナの男と
名づけられたのですが
ウェルズ自身も、かなりのストレス
がかかっていたであろう事態の中
リラックスした様子で英雄のように
振る舞ったそうです。
それが生存者を落ち着かせ
結果的にウェルズは
スカイロビーに3回行き、
燃える建物が崩壊するまで
多くの人を救いました。
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赤いバンダナの男 ウェルズクラウザーのwikiプロフィールは?
それでは、この赤いバンダナの男
ウェルズクラウザーとは
一体どんな人物なのか。

- 名前:ウェルズ・レミー・クラウザー
(Welles Remy Crowther) - 生年月日:1977年5月17日
- 出身:アメリカ ニューヨーク
- 学歴:ボストン大学
- 職業:株式トレーダー
3人兄妹の長男として生まれた
ウェルズクラウザーは、
小さい頃から、よくできた子共で、
サッカー、野球、アイスホッケー、
ラクロス、スキー、テニスなど
様々なスポーツを嗜む青年でした。
16歳の時には、
消防士のボランティアに参加し、
18歳の時にはニューヨーク州の
火災救助訓練プログラムを
完了しています。
ボストン大学では4年間
ラクロスをプレーし、
1999年に経済学の学位を取得。
卒業後は
Sandler O’Neill&Partnersに入社。
株式トレーダーとなりました
この会社の事務所が
ワールドトレードセンターの
104階にあり、テロ発生時
ウェルズは事務所にいたそうです。
消防士として訓練を受けていた
時期があったからこそ、
テロ発生現場で、消防士のように
振る舞えたのでしょうね。
また友人や家族によると
「他者への配慮」はウェルズの
性格の特徴の一つだったとのことです。
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赤いバンダナの男 ウエールズクラウザーの現在は?
では、9.11テロで
赤いバンダナの男と呼ばれた
ウエールズクラウザーの現在ですが
9.11の時に、
亡くなってしまっています。
事件の約6か月後
2002年3月19日に
救助隊員たちが崩壊した階段の下に
ウェルズの体があるのを発見しました。
当時24歳、その若さで、
自分の身の危険を顧みず
他人の命を助けるために
行動を起こしたウェルズは
今もなお、英雄のように
語り継がれています。
母校であるボストン大学では
毎年10月にWelles Remy Crowther Red Bandana Run
という名の5㎞のロードレースが
開催されていたり、
2017年には「Man in Red Bandana」
というドキュメンタリー映画が
制作されています。
またウェルズの両親は
ミシガンの財団の支援を受け、
Red Bandana Projectを設立。
教室やスポーツチームなど
青少年に向けて
登場人物(ウェルズ)の展開を
講演しています。