こんにちはMATSUです。
室伏広治さんが唯一憧れた天才
やり投げの溝口和洋(みぞぐちかずひろ)
さんをご存知でしょうか?
やり投げ全国2位の照英さんから見ても
室伏広治さんから見ても
神様的な存在だという溝口さん。
過去には室伏さんのプロフィール欄の
尊敬する人の欄には溝口さんの
名前が記載してあったという話です。
これだけでヤバい臭いがプンプン
してきますよね。
今回はそんな溝口和洋さんについて
調べてみました。
溝口和洋の経歴やwikiプロフィールは?
出典:https://89bible.com/baseball-progress-2286-2/
- 名前:溝口和洋(みぞぐちかずひろ)
- 生年月日:1962年5月2日
- 年齢:56歳
- 出身:和歌山県
- 専門競技:やり投げ
- 身長:180㎝(当時)
- 体重:88㎏(当時)
和歌山県出身、現在56歳で
元やり投げ選手の溝口和洋さん。
日本人が世界で勝つ事は難しいと
言われた、投てき種目で
世界と戦えた数少ない
日本人選手の一人です。
しかし幼少の頃から陸上競技を
していたわけではなく、
中学時代は将棋部で
高校生からやり投げを始めています。
始めたのも、NHKの「やり投げ教室」を
テレビで観て自分もできるのではないかと
思ったことがきっかけだそうです。
高校から始めたにも関わらず
3年生の時にはインターハイで6位
国体で2位という成績を収めています。
高校卒業後は京都産業大学に進学し
本格的に競技を始め、
大学を出た後はスポーツメーカーの
ゴールドウィンに入社しています。
1989年、溝口さんが27歳の時に出した
87m60の記録は、日本記録で
現在もまだ破られていません。
とにかく溝口さんを調べていくと
常識外れといいますか、
とにかく規格外で、伝説の選手と
言われていたことも納得の人です。
トレーニングもその一つ(笑)
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溝口和洋のトレーニングがヤバい!
日本人が世界で勝つことが難しい
といわれた投擲種目。
ならその限界を越えれば
いいじゃないかと考えるのが
溝口和洋さんです。
また、今まで常識といわれてきた
やり投げのフォーム・ステップや
トレーニングなどを疑い、
一からやり投げを究めるために
自身の身体を実験台に
検証しながら独自の理論で
技術を開発していきました。
その中の一つが
ウエイトトレーニングで、
そのトレーニングは一般的な理論
と比べると逸脱しています。
トレーニングは常に100%以上で
限界までやらなければ意味がない
として、ピラミッド法で
ベンチプレス総重量100トンを上げ
その後で懸垂500回など
体力的に限界を超えた後は
精神力でカバーし
筋トレをしていたそうです。
総重量100トンなんて
100㎏のベンチプレスを
1000回上げる計算ですからね(笑)
長い時は12時間も
ウエイトトレーニングを
していたこともあるみたいです。
しかも常にやり投げをイメージし
筋肉を動かしている神経回路の
発達を意識していたという話です。
このトレーニング量があったからこそ
世界で戦える選手になったのかな
と思うのと同時に、
これだけやらないと
世界では戦えないのかという
思いにもなりますね。
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溝口和洋と室伏広治の関係性は?
室伏広治さんも尊敬するという
溝口和洋さん。二人の関係ですが
室伏さんが大学時代の時
溝口さんに指導を受けていました。
室伏さんが大学2年の時、
日本陸上競技選手権で3位
さらに高校時代の記録にも及ばない
という結果に終わりました。
当時の室伏さんは、
ハンマー投げをやめようと
思った時でもあったのですが
その時に溝口さんに出会います。
溝口さんが、室伏さんの父親から
息子を見てくれと頼まれたみたいで
室伏さんに声をかけたのです。
室伏さんも記録が伸びないという
スランプ状態だったので
藁にも縋る思いだったみたいです。
そして一緒にトレーニングを
するようになったのですが
溝口さんの練習量に
度肝を抜かれた室伏さん。
室伏さん自身、
自分は厳しい練習をこなしている
と思っていたのですが
溝口さんはその10倍以上の
練習内容をやっていたそうです。
そこで、限界を超えるトレーニング、
ウエイトトレーニングなどを指導。
その独自のトレーニング理論然り
そのストイックさ、
トップアスリートの気概を
間近に感じて徐々にスランプを脱出。
室伏さんが23歳の時に
父・重信さんの日本記録を
更新したのでした。まぁ
室伏広治さんを育てたともいえますよね。
溝口和洋(やり投げ)の現在の職業や引退理由や幻の世界記録事件とは?室伏広治が唯一憧れた天才 |