2017年1月6日に放送される
究極の○×クイズSHOW!!超問!真実か?ウソか?で
ピアノを弾かず本体を叩く音だけで演奏するクラシック曲がある?
という○×問題が出題されるみたいですね!
この問題を見た時、もしそんな曲があったとしたら
その曲にお金を払う人なんていないだろうと思いました笑
しかし世界には様々な音楽、クラシック曲があるんですね~
ピアノを弾かない曲は存在していました!
そこで今回は、ピアノを弾かないクラシック曲についてや
特徴的でユニークな曲について調べてみたいと思います!
ピアノを弾かないクラシック曲
まずはじめに、ピアノを弾かないピアノ曲についてですが
どうしてこんな曲を作ったんでしょうかね?
私のような常人には全く意図がわからないですが
何も演奏しない間に聴こえてくる
聴衆の息遣いなどの雑音を音楽として捉えるみたいです。
その曲というのは1952年に作曲家のジョン・ケージさんが作った
『4分33秒』という曲。
楽譜は3つの楽章で構成されていて
Ⅰ (第一楽章)
TACET (休止)
Ⅱ (第二楽章)
TACET (休止)
Ⅲ (第三楽章)
TACET (休止)
このように「TACET」(休止)が三回あるだけです。
実際の演奏をご覧ください。
楽章の所要時間は演奏者の自由で
その時の合計所要時間が、この曲の曲名になるそうです。
この曲の意図としては、
人間にとって完全な無音は存在せず、
自然に聞こえてくるものも音楽になりうる
ということを表現した作品ということなんだそうです!
お金払って聴きに行った人は、怒りそうですよね^^
番組で問題になったピアノを叩くだけの曲がある?
というのも、同作曲家ジョン・ケージが作った
「18回目の春を迎えた素晴らしい未亡人」という曲でしたね。
ピアノに物を投げる曲
続いてはピアノに物を投げたりして音を出す曲です。
この曲は小杉武久さんが作曲した
『Distance for Piano』(ピアノとの距離)という曲。
物を投げ、ピアノに当たったときの音を楽しむ
と表現するのが正しいのかわかりませんが、そう解釈しました^^
なんか遊んでるみたいですよね
これに拍手が沸き起こるという可笑しな動画であります笑
はっきり言うと、曲の意図が全くわからなくて
何を伝えたいのでしょうかね?
18時間の曲
続いては演奏するのに約18時間かかる曲です。
これは過去にトリビアの泉という番組でも紹介されていました。
この曲は1895年にフランスの作曲家のエリック・サティさんが作った
『ヴェクサシオン』という曲。
1回、1分20秒の演奏を840回繰り返す曲で
ヴェクサシオンの日本語訳は「嫌がらせ」だそうです笑
トリビアでは3名のピアニストが交代制で演奏していました!
正規の演奏動画がなかったので、トリビアの泉の動画をご覧ください。
この動画でもあるように、
過去に一人で演奏しようとした人がいたらしいですが
595回目で幻覚症状に陥ってしまったそうですね。。。
本当にタイトル通り、嫌がらせですよね。
ギネスにも世界一長い曲として登録されていて
今後一人で演奏する人は現れないでしょうね!
まとめ
今回は究極の○×クイズSHOW!!超問!真実か?ウソか?
で出題される問題について調べてみましたが
世の中には、とても変わった曲が多数存在しているんですね^^
ピアノを弾かない曲だったり18時間の曲だったり、
かなり極端ではありますが
何か伝えたいことがあって曲にしていると思うので
作曲者の意図をくみ取るまでが音楽ということなんでしょう!
音を楽しませるというよりは、
哲学的な、何かを訴えかけるために作られている曲
ということだと思います^^