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ブラジルバスジャックの真相や犯人サンドロの生い立ちと動機は?人質女性に悲劇!【超逆転スクープ】

2018年11月3日に放送された
土曜プレミアム・目撃!超逆転スクープ2。

実際にあった、まさかの
大逆転ストーリーが放送されました。

本記事では、その中の
ブラジルで起きた史上最悪のバスジャックについて調べてみたいと思います。

ブラジル全土に4時間も生中継された
バスジャック事件。
一体どのような事件だったのか。

事件の真相・真実と犯人の
サンドラドナシメントの犯行動機、
また人質となった人々の現在など調べてみます。

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ブラジルバスジャック事件の概要

事件があったのは2000年6月12日。

場所はブラジルの
リオデジャネイロで
史上最悪のバスジャック事件が
発生しました。

バスジャックをした犯人の名前は、
サンドラドナシメント。

拳銃を持ったサンドラが
バスの乗客11人を人質に
バス内に立てこもった事件です。

では何故、この様子が
テレビで生中継されたのか。

もともとサンドラは、
バスジャックをするつもりではなく
バスの中で銃で脅し、
乗客から金品を強盗しようと
していたのですが

バス停にいた乗客が、
サンドラが銃を持っているのを目撃。

通報され、現場にはすぐに
警察官が駆けつけました。

そして警察がバスに乗り込み
サンドラに警告をするも
逃げ遅れたサンドラは
近くにいた女性に人質とし
銃を突きつけて警察を
引き下がらせました。

そうこうしている間に、
この事件が、マスコミに広まり
テレビ局のリポーターなどが
徐々に集まってきて、
ブラジル全土に向けた
テレビの生中継が始まったのです。

この生中継は4時間も放送され
テレビを観た野次馬も集まり
現場は騒然とした様子に。

バスジャック犯と、
乗客の救出作戦に挑んだ
警察の特殊部隊との攻防の
一部始終が生中継されるという
現在未聞の事件となりました。

警察が駆け付けた時点で
投降していれば、大ごとにならず
済んだかも知れないですのに、、、。

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ブラジルバスジャック事件の犯人 サンドラドナシメントの生い立ちや犯行動機は?


ブラジルバスジャックの犯人
サンドラドナシメント
(Sandro do Nascimento)は
1978年7月7日生まれで
事件当時は21歳。

サンドラはリオデジャネイロの
スラム街に生まれたのですが、
父親はおらず、母親に育てられました。

しかし幼い頃、目の前で
母親が刺され亡くなってしまいます。

その後、祖母の家に引き取られ
暮らしていたのですが、
経済状況が悪かったため、
その祖母の家を出て
ストリートチルドレンになりました。

ストリートチルドレンに
なってからはリオデジャネイロの
カンデラリア教会に暮らしていました。

そんな中、1993年7月23日に
カンデラリア教会虐殺事件が
起こります。

この事件は、警官を含む集団に
8人のストリートチルドレンが
射殺された事件。

ストリートチルドレンは生きるために
窃盗や強盗、違法薬物の売買などの
犯罪行為を行っていて、
これは問題視されていました。

世間からの不満の声もあり
警察の「取締り」や「補導」を
名目とした暴力行為も黙認されていました。

そういった背景があり、
教会の襲撃事件が起こったのですが
その日、サンドラは教会にいて
仲間が犠牲になる姿を
目の前で見ていました。

成長したサンドラは、
相も変わらず、生きるために
窃盗や強盗、違法薬物の売買などをし
刑務所に2度入った経験もあります。

犯行の動機は、生きるための
バス強盗というところ
でしょうが、
バスジャックしてからは
身代金の要求などはしておらず、
テレビに向かい、カンデラリア教会の
ことなどを話しています。

サンドラは警察に対して
何かしら不満が
あったのかもしれませんね。

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ブラジルバスジャック事件の真相・真実は?結末が悲惨!

4時間にも渡ったブラジルの
バスジャック事件ですが
この事件には意外な真相がありました。

サンドラと警察で膠着状態が続く中、
サンドラはしびれを切らし
時間内に逃走用の車を用意しないと
人質全員を殺すと言いました。

それでもなお、
警察が対応しないことから
人質の女性に対して発砲をしたのです。

しかし実際には、サンドラは
乗客を殺すつもりはなく
人質に対して、発砲するから
悲鳴を上げさせたり、
死んだフリをするように命じたりと
演技をさせていただけでした。

警察も、サンドラが殺していないと
予想していたみたいです。

その後、ついにサンドラは
人質の女性と共にバスの外へ
出てきました。

そんなサンドラに、特殊部隊が接近。

すぐさまサンドラに発砲したのですが
その発砲は、サンドラではなく
人質の女性に顔に命中してしまいます。

特殊部隊の発砲に対して
サンドラも反撃に銃を3発
発砲したのですが、
その弾も人質女性の背中に
当たってしまいました。

人質女性は、病院に運ばれるも
死亡が確認され、
サンドラも警察官に
取り押さえられました。

これで事件が終わったと思われたのですが
サンドラは警察に連行されるため
パトカーに押し込まれたのですが
その車内で、首を絞められて
窒息死してしまいました。

首を絞めた警察官は裁判にかけられるも
暴れるサンドロを抑えつけようとし、
気絶させようとしたということで、
無罪となりました。

これがこの事件の結末になります。

人質を殺すつもりはなく、
強盗目的だったサンドラでしたが
結果的には悲惨なものになってしまいました。

撃たれてしまった、その人質女性は
本当に不憫でなりません。

【同放送のオーストラリア監禁事件はこちらから】

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ブラジルバスジャック事件まとめ

正直、犯人のサンドラの
バス強盗が原因で、
事件が起こっているので
結果に対して、可哀想と思うのも
おかしいのですが、

もっと早い段階で投降していたり、
投降するなら、最初に人質を
解放するなりしていれば
死者が出なかったのかなと思ってしまいますね。