今回は世界初の
女性ニャティティ奏者である
アニャンゴこと向山恵理子さん
について取り上げていきます。
世界が尊敬する日本人にも選出され、
2017年1月2日に放送された
2017年 実はこの人…世界オンリー1
【新年に知るべき7人の(秘)日本人】に
出演したアニャンゴさん。
今回は、アニャンゴさんの大学などの学歴や経歴、
結婚やニャティティ奏者の演奏など調べてみました!
ニャティティ奏者とは?
まずニャティティ奏者とは何か、についてですが
ニャティティ(Nyatiti)とは
8本の弦からなる、ケニア・ルオ族の伝統弦楽器のことで、
この楽器は、現地でも限られた男性しか
演奏が許されていないそうです。
しかしアニャンゴさんは、見事試験を合格。
女性として初めて演奏することを認められ
世界初の女性ニャティティ奏者になったというわけです。
ちなみにニャティティは
- ヴォーカル
- ストリングス(弦楽器)
- パーカッション(打楽器)
の三つの仕事を同時にこなさなければならない難しい楽器です。
それではアニャンゴさんのプロフィールを見ていきましょう!
アニャンゴ(向山恵理子)のプロフィール
名前:アニャンゴ
本名:向山恵理子(むこうやま えりこ)
生年:1981年
年齢:35歳(執筆時)
出身地:東京都
職業:歌手、ニャティティ奏者
出身大学:青山学院大学文学部
向山恵理子さんは
小学校教諭の父であった向山洋一さんと教育学者の母の一人娘として生まれ、
幼い頃からピアノやバレエを習っていました。
中学受験で青山学院に入学し、中学、高校、大学と青山学院に在籍。
都会のお嬢様ですね^^
そんな都会のお嬢様が単身ケニアで修業を積み
様々な困難がある中で
現地でも限られた男性だけに演奏が許されている
ニャティティの世界初の女性奏者に。
現在は日本とケニアを中心に、
ヨーロッパなど世界各国でも広く演奏活動を行っています。
また、日本ケニア文化親善大使として
日本全国各地の小・中学校で公演も行っています。
ケニアでも大人気でアニャンゴさんが出演するコンサートには、
5万人もの人が集まり、
また「ニューズウィーク」という雑誌で
「世界が尊敬する日本人」に選ばれ、掲載されました。
30代女性での選出はかなり若いんではないでは無いでしょうかね?
ちなみにアニャンゴというのは「午前中に産まれた女の子」という意味で
ニャティティの師匠につけてもらったそうですよ~。
異国の地に単身乗り込んで、言葉の壁などがある中で
現地の人に認められるってかなりスゴイことですよね!
ケニアに住んでいるときにはマラリヤという病気に4度罹ったり
指に血豆が出来て痛くて弾けないような状態でも練習したり
かなりの困難があったと思いますが、
諦めずに夢を追いかけ、叶えたという
お手本のような人ですよね^^
では続いてアニャンゴさんの経歴について
見ていきたいと思います。
アニャンゴの経歴
・高校時代、歌手をめざしバンドを結成。
・2001年大学3年の秋、歌手を目指しバンドメンバーとニューヨークに飛ぶ。
しかし丁度2001年9月11日の同時多発テロが起きて
飛行機はニューヨークに降りられず、日本へ舞い戻りました。
・1年半後に再びニューヨークを目指す。
しかしイラク戦争が開戦し、1週間足らずで帰国。
バンドメンバーの意向で、バンドは解散してしまいました。
・何の希望もないそんな時に、日本でアフリカ音楽と出会う。
アフリカ音楽に魅了されたアニャンゴさんは
本物を直接学びたいと23歳の時にケニアへ渡りました。
お父様には猛反対されたそうですが、手紙を残し
ほぼ家出というような形で渡ったそうです。
・2005年、単身ケニア西部の村に住み込む。
首都ナイロビでニャティティに出会い、
ニャティティの第一人者であるオクム・オレンゴ氏がいる村で住み込み
ニャティティの修業を始めます。
最初は外国人で女性である向山恵理子さんを
弟子には出来ないと断られたそうですが、
一緒に生活をすることで信頼関係を築いたそうです。
修行を初めて8か月後、認定試験を合格します。
そしてケニアの国立劇場ともいえる「ボーマス・オブ・ケニア」で
ケニア建国以来初の外国人によるライブパフォーマンスも行いました。
・2007年、ケニア国内で一躍有名に。
数々のテレビ・新聞・ラジオに出演し
国連主催のSTOPエイズコンサートでは、5万人を前にライブをしました。
外国人が現地人より上手に民族の楽器を演奏する姿が
かなり注目を集めた要因だと思いますね^^
・2008年
5月にあったTICAD(第4回アフリカ開発会議)の式典で、
アフリカ各国の大統領、首脳人の前で演奏をしました。
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・2009年『ニューズウィーク』誌の「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれる。
8月には『夢をつかむ法則』を出版。
また、9月にリリースしたファーストアルバム「NyatitiDiva」が
タワーレコードワールドミュージックチャートで1位に。
世界が尊敬する日本人100人の中でも
世界でたった一人しかいない人ですからね、、、素晴らしすぎます!
・2010年
バイオリニストの葉加瀬太郎氏のレコーディングに招かれ、
世界初のニャティティによるクラシック楽曲のレコーディングを果たします。
8月にはFUJI ROCKに出演し
ワールドミュージック部門のベストクトに選ばれました。
・2011年、2012年にフランスにてライブ公演。
世界でただ一人となると、世界から注目されますよね^^
・2013年
ドイツ・イタリア・フランス・ケニア・アメリカにてワールドツアー。
『翼はニャティティ舞台は地球』(学芸みらい社)を出版し
アマゾン売上ランキング1位を記録しました。
・2014年
フランス、アメリカ、ミャンマー、ケニア、ウガンダ等にてワールドツアー。
・2015年
戦後70年に東京・広島・長崎で開催された
「国連合唱団 平和と希望のコンサート」にゲスト出演。
日本を代表する演奏家の1人ですよね^^
教科書に載っていても不思議じゃないくらいの
経歴の持ち主ですよね!!
向山恵理子さんは結婚はしてる?
世界的なニャティティ演奏者である
アニャンゴさんの彼氏や結婚しているのか気になったのですが
情報は得られませんでした。
左手に結婚指輪は見られないのですが
演奏するのに邪魔だから付けていない可能性もあるので
どちらとも言えないです、、、。
35歳なので結婚していてもおかしくはないですが
如何せん忙しそうですよね~。
ニャティティの演奏
それでは最後にアニャンゴさんの演奏を聴いてみたいと思います。
演奏の様子もわかりますね^^
足も手も歌も、3か所同時に動かさないといけないので
大変ですよね、おそらく。
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しかも足なんか、指輪で叩くのと、足首で鳴らすのと
そこでも二つの作業がありますし笑
日本語の歌もあるんですね~
リズムが良くて、音も綺麗で
気持ちが明るくなるような音楽です^^
またニャティティを使ったソーラン節もあって、
小学校の運動会で踊っている学校もあるみたいですね!
まとめ
今回は
世界初の女性ニャティティ奏者である
アニャンゴこと向山恵理子さんについて調べてみました。
向山恵理子さんのこと初めて知ったのですが
普段私たちが知らない所で、世界的に活動されている方が
たくさんいるんですよね!
海外進出し、諦めずに夢を追いかけ、掴んだ
という素晴らしいお手本となる人ですね^^
向山恵理子さんの役目は
ニャティティを世界のいろんなところで奏で
ニャティティの素晴らしさを広めることだそうです!
頑張ってほしいですね!